人形屋Q&Aその1~お節句の素朴な疑問にお答えします

お節句などの慣習は、わからないことがあっても、いまさら人に聞けない、
友人に聞いてもみんなわからない。なんてこともありますね。
こちらでは店頭やサイトに寄せられることの多い疑問にお答えします。

初節句のお祝いは、必ずするべきですか?

初節句は、赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う行事。お七夜・お宮参り・お食い初めのお祝いなど、赤ちゃんが産まれるとどこの家庭でも必ず行う行事と同じです。
特に鎧兜・五月人形は、赤ちゃんにとって災厄を除ける魔除けの意味もあると考えられているものですから、どうしても出来ないという事情がない限り、親としてお祝いしてあげて欲しいものです。
諸々の事情がある場合でも、お祝いの仕方はいくらでもありますから、アイデア次第で思い出に残る初節句を祝うのは、可能なこと。
豪華な段飾りなどでなくても、その家々の愛情がこもった鎧兜・五月人形を用意して、
5月5日の子供の日に、お祝い会を行えば良いと思います。
特に最近は、子供達の心の問題などが取り沙汰されています。
子供達の心を満たしてあげられる四季折々の心豊かな行事は、
大人として子供達に大切に伝えていってあげたいと思うのです。

では、初節句って、何をすればいいの?

鎧兜・五月人形を飾り、お祝い膳を用意しましょう

鎧兜・五月人形を飾り、5月5日かその前の晩(宵節句)に、赤ちゃん、パパ・ママ、双方のおじいちゃん・おばあちゃん、お祝いをいただいた親戚 やお友達を招いて、鎧兜・五月人形を囲みながら赤ちゃんの健やかな成長と災厄除けを願って、縁起の良いお料理で食事会などを行います。

凝ってお祝いしたいなら、陣羽織も用意

また初節句には、赤ちゃんに縁起を担いで、陣羽織を着せてお祝いしました。
武将のようにたくましく育って欲しいと考えられていたためでしょうか、
陣羽織に赤が取り入れられているのは、風水などでも燃えるような赤は生命を表し、
厄を払うと言う意味で、健康と災厄除けとしては最適だったわけです。
陣羽織は、お節句飾りを扱っている人形店や和服専門店で購入できます。陣羽織がない場合は、ベビー服に赤いものをつけたりリボンを付けたりするのもアイデアです。

古い鎧兜・五月人形が家にあるけど、それで赤ちゃんの初節句のお祝いをしてもよい?

鎧兜・五月人形は、お祝いをした男の子自身のお守りです
端午の節句の飾りは、基本的にお祝いをした男の赤ちゃん自身を守るものなので、
他の人の鎧兜・五月人形を飾ってすますというのは、初節句本来の理にかなっていません。
家伝来の鎧兜は家を守る物、赤ちゃんを守るのは赤ちゃんの鎧兜・五月人形です。
長男の初節句の時の鎧兜で次男の初節句をするという人がいますが、
これも本末転倒。豪華でなくても、一人一人にきちんと公平に、鎧兜・五月人形は用意してあげたいものです。

長男の鎧兜が既にありますが、次男にはどうしたらいい?

鎧兜・五月人形は、男の子一人一人を守るもの、二人目の男の子にもちゃんと用意してあげなければ可哀想。
そもそも兄弟というのは、自我に目覚める頃には目に見えないライバル意識が生まれてくるものです。
特に下の子供というのは、一般的に「兄弟姉妹は上の方が得。下は損。」と思うもの。
省略せず差を付けずバランスよく用意してあげてください。
もし上の子のお節句飾りが鎧の場合は、下の子は兜や五月人形にするとか、鯉のぼりにするとか、飾ったりしまったりする場所をとらない方法はいくらでもあります。

ほかにはどんなことに気を付けたらいいの?

一夜飾りは良くない

鎧兜・五月人形をお節句の前日に慌てて飾る人がいますが、これは昔から「一夜飾り」と言って縁起が悪いとされ、あまり感心できません。飾るのは、鎧兜・五月人形が届いたらお早めに、お節句の10~20日前に飾って初節句の用意をします。最近は宅配便が普及しているので、仏滅や赤口にお祝品が届いてもあまり気にせずに、日柄の良い大安や友引を選んで封を切ります。

出しっぱなしにしない

お雛様の場合は、雛祭りが終わっていつまでも飾っていると婚期が遅れる、と言われますが、端午の節句はそういう謂われはありません。昔は鎧兜・鍾馗様の人形などは、ご神体とか守り神的に考えられて、一年中床の間などに飾っていたものなので、それでもいいのですが、普通 は「出しっぱなし?」と思われてしまうので、お節句が終わったら、早めにしまうに越したことはありません。特にお節句過ぎの鯉のぼりの出しっぱなしは、ご近所に笑われてしまいます。

いかがでしょうか?
次回は、一緒にお祝いしてもらう方やお祝いをいただいた後のお礼について
ご案内して参ります。

フリーダイヤルで無料商品相談できるお店

関連記事

  1. 【お客様より】インターネットでも五月人形専門店なので安心でし…

  2. 魔除けとしての弓と太刀

  3. 五月飾りの原型は災厄払い

  4. 【お客様より】初節句に初孫のために贈られた思い出の五月人形

  5. カワイイ!!おすすめの子供大将をご紹介します

  6. 男の子の健やかな成長を祈って祝う、大切な節句に欠かせない人形…