飾り台や屏風は、鎧兜を演出する最高の舞台装置

五月飾りの台屏風の加工は、とっても豪華で手間が掛かった仕上げです。
鎧兜を選ぶ際の大切なポイントになると思いますので少し解説させていただきますね。

◆金屏風


金箔を貼った屏風で最も伝統的な様式です。
安い物は、金紙なのでご注意を。
高価な物は、本金箔張りや鈍色の光沢の古代箔です。

◆絹張り屏風


金箔を貼った上に絹を張り、光沢を抑えて上品でしっとりと落ち着きのある風合いを出す屏風。
紗張りや川俣屏風などの種類があります。地味な割に高価ですが、通好みの品があります。

◆平蒔絵


会津で有名な蒔絵です。平面的ですが、飽きの来ない落ち着いた雰囲気の伝統的技法。
比較的リーズナブルなお値段の商品が多いです。

◆盛上蒔絵


蒔絵が立体的に盛り上がる加工をした屏風で、模様に奥行きと質感があり、気品高い仕上がり。
普通の蒔絵より値が張りますがそれだけの価値はあります。

◆螺鈿(らでん)細工


エビス貝・アワビ・アコヤ貝の内側を薄くはがし、紋様になるように屏風や飾り台にはめ込む技法です。
大変高度な技を必要とし、高価で稀少な品です。

◆彫金加工


金属に彫金を施し、屏風や飾り台にはめ込んであります。
手ごろな価格ですが、華やかで豪華なので人気があります。

◆金彩蒔絵


一つ一つの絵をエアブラシで仕上げていくので、鮮やかで複雑な色合いの繊細な図案が描けるのが金彩蒔絵です。
覆輪と言って絵柄の周囲を縁取る線が盛り上がりキラキラと輝き、ゴージャスな雰囲気に仕上がります。
代表的な屏風についてご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
次回は、これまた五月飾りにつきものの弓と太刀について
お話させていただきます。
おたのしみに!

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