古いお雛さまが家にあるけど、それで赤ちゃんの初節句のお祝いをしてもよい?

お雛さまは、お祝いをした女の子自身のお守りです

お雛さまは、基本的にお祝いをした女の赤ちゃん自身を守るものなので、
他の人のお雛さまを飾ってすますというのは、初節句本来の理にかなっていません。
ママのお雛さまはママ自身を守る物、
赤ちゃんを守るのは赤ちゃんのお雛さまです。
長女の初節句の時のお雛さまで次女の初節句をするという人がいますが、
これも本末転倒。
豪華でなくても、一人一人にきちんと公平に、
お雛さまは用意してあげてお嫁に行くときに持たせてあげたいものです。

長女のお雛さまが既にありますが、次女にはどうしたらいい?

お雛さまは、女の子一人一人を守るもの、
二人目の女の子にもちゃんと用意してあげなければ可哀想。
そもそも姉妹というのは、自我に目覚める頃には目に見えないライバル意識が生まれ
てくるものです。
特に下の子供は、一般的に「兄弟姉妹は上の方が得。下は損。」と思いがちです。
省略せず差を付けずバランスよく用意してあげてください。

もし上の子のお雛さまが衣裳着の場合は、
下の子は木目込のお雛さまにするとか、
ケース入5人飾りにするとか、
飾ったりしまったりする場所をとらない方法はいくらでもあります。


どう工夫すればよいかわからないと迷ったときは、
どうぞ「節句人形アドバイザー」にお尋ね下さい。
住宅事情などを考慮してアドバイスさせていただきます。

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