◆兜
1.「鍬形(くわがた)」
2.「前立(まえたて)」
3.「兜鉢(かぶとばち)」
4.「吹き返し(ふきかえし)」
5.「しころ」
6.「忍び緒(しのびお)」
7.「櫃(ひつ)」
8.「ふくさ」
前立は、龍の形の彫り物「竜頭」が多いのですが、他の形をしている場合もあります。
◆鍬形の形
◆大鍬形兜
ボリュームがあり豪華。
◆長鍬形兜
すっきりとして品があります。
◆吹き返しの細工
この吹き返しの部分は、彫金。とても豪華に見えます。
この吹き返しの部分は、彫り物を型取った仕上げで
重厚感があります。
このような吹き返しは、矢を防ぐのに重宝されたようで、戦国時代になると弓矢メインの戦ではなくなるため
次第に吹き返し部分が小さい武具が使われるようになっています。
お節句飾りでは装飾の見せ場でもあるので、凝った細工が施されています。
◆鎧
1.「兜」
2.「面(めん)」
3. 「化粧板」
4.「大袖(おおそで)」
5.「胸板」
6.「肘金」
7. 「手甲(てっこう)」
8.「胴先緒」
9.「前草摺」
10「馬手草摺」
11.「はいだて」
12.「毛ぐつ」
13.「鎧櫃」
胴は、皮ので覆った革胴をはじめ、彫金や彫り物がはめ込まれている豪華なものもあります。
◆おどし糸の組合せ
おもだか
段おどし
中白おどし
鎧の糸の部分は「おどし」と言い、
代表的な一色の黄色「緋おどし」、
色が段々になっている「段おどし」
真ん中が白い物を「中白」と言い、
いわば、鎧のお洒落でありデザインでした 。
◆胴のスタイル
上から、鹿革の印田を使った革胴・糸おどしの丸胴 ・彫金の彫り物をはめ込んだ彫金胴です。
五月飾りの代表的な道具
1.弓
2.太刀
3.松明(たいまつ)
4.扇
5.太鼓
6.陣笠
*4.5.6の三種類で「軍扇陣笠」といいます。
7.対入(ついいり)
8.柏餅
9.御酒(菖蒲酒)
10.ちまき
聞きなれない名称も多かったのではないでしょうか?
とはいえ、実際の購入となると、このような武具のパーツがこだわりポイントになるので
ぜひショップでご覧になる際にも注目してご覧になってください。