こどもが生まれたときに知っておきたい日本の伝統と風習について
羽子板、破魔弓の正しい飾り方と飾る時期についてレクチャーします。
お子様が生まれたときに、日本ではさまざまな伝統にのっとった風習がありますが、羽子板、破魔弓を飾るということも伝統のひとつになっています。
わかりやすく言いますと、お正月に飾るものとして現代にも受け継がれた一種のイベントにもなっておりますので、こどものいる家庭はもちろんのこと、お孫さんなどが生まれたときにプレゼントする贈り物としても喜ばれています。
羽子板、破魔弓を飾るのは元旦から1月7日あたりまでが適切だとされていますが、特に決まった期間というものは決められていませんので、1月中ずっと飾っていたとしても問題はありません。大切なのは飾る期間よりも、飾り方が重要になってきます。一番適切な場所としましては、玄関のドアの付近に飾るのが良いとされています。このような飾り物は、こどもの成長を願って飾られているということが基本になっているわけですから、できれば目に付きやすいところに飾ることがポイントになります。こどもが見ても楽しめるものとして、このような飾り物を玄関に飾っておくことによって、正月の雰囲気を楽しむことができますし、こどもに風習を教えるきっかけにもなりますので、飾っておいて損はありません。「この羽子板は、あなたが始めてお正月を迎えたときにおばあちゃんが贈ってくれたものよ」と会話も弾むことでしょう。